ヤツと引っ越しとぼく

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友人の引っ越し を手伝った。静岡から福島まで。朝、早めに彼の家に向かった。


彼の会社にある4tトラックを借りてきて、さっそく2人で荷物を積み込んだ。

彼は一人暮らしということもあって荷物はそれほど多くはない。

移動中荷物が動かないようにするため、床に敷き詰めるように並べたが、長い荷台にはまだ若干の余裕がある。

箱型の空間はデスクと本棚以外、ひざから上に視界を遮る物もない。


積み込みが終わったので福島へ向かう。4tトラックを運転するのはもちろん彼だ。

4tトラックは普通自動車免許があれば運転できるが、ぼくは運転どころか乗ったこともなかった。


約5時間の道のりを彼は一人で福島まで運転した。

その日はすぐ帰らないといけなかったので、ついにぼくも運転することになった。

市街地と首都高は彼に任せ、それ以外はぼくがハンドルを握る。


初めての運転は少し緊張した。運転席から見る車線は、高速道路といえども非常に狭く感じた。

隣の車線をトラックに並走されると接触するんじゃないかと一気に緊張が走る。


首都高を過ぎて東名に入ると再びハンドルを握った。日もとっぷりと暮れ、普段聞いている地元のFM局が聞けるようになる頃には運転を楽しむ余裕も出てきた。トラックは思った以上に力があってキビキビ走るからだ。


隣の彼を見た。眠っている。

ぼくの運転に安心したか、引越しで疲れたか。




いやそうじゃない。




助手席に座るとすぐ寝てしまうのはいつものことだ。



ぼく達は遅い夕食をとって長い引っ越し の一日を終えた。


その後彼は引っ越し を繰り返しているが、ぼくはずっと同じ家だ。


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http://ameblo.jp/kazupon3go/entry-10126241545.html

執筆者8dkTcVBMさん

投稿日時2008/08/11 23:57:33


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