ブルーブルー・ベリーベリー
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dokidoki


ブルーブルー・ベリーベリー
いつ、どこで、聞いたのか、読んだのか、まるで覚えていない。
気がついたら、知っていた。
ブルーベリーの実がなっているのを見る度に思い出す、ブルーベリーとクマの親子の、小さな物語。
◆
ブルーベリーの熟した実は、クマの親子の大好物。
母グマは、だから、森の中の何処と何処に美味しいブルーベリーの木があるのか、よく知っていて。いつも、2番目に美味しい木と3番目に美味しい木のところへ子グマを連れて行っては、好きなだけ食べさせてあげていました。
何故いつも“2番目”と“3番目”なのかって? いちばん美味しいブルーベリーの木は、いちばん特別な日のためにとってあったのです。
子グマが大きくなった、ある日。
母グマは、「今日は特別な日だから、いちばん美味しいブルーベリーの実がなる木を、教えてあげるわね」と言って、子グマを連れ出しました。子グマは喜んで、母グマの後を追いかけました。
2匹が辿り着いたのは、ほんとうに特別なブルーベリーの木のある場所。いつも食べているのより、大粒で、熟していて、見るだけでヨダレが出そうな、美味しそうな実ばかりが、どっさりなっているではありませんか。
「これ、全部ぼくが食べていいの?」
「そうよ」
子グマは、“特別な”ブルーベリーを食べ始めました。これが、とびっきり美味しい。何しろ、母グマが今日まで2番目と3番目のブルーベリーしか食べさせてあげていなかったのだから、いちばん美味しい特別なブルーベリーの味といったら! もう! 子グマは夢中になって食べました。右にも下にも上にも下にも食べきれないほどなっている実を、夢中になって食べました。
夢中で食べて……おなかがいっぱいになって……ようやく、子グマは気がつきました。いつのまにか母グマの姿が見えません。何処へ行ってしまったのでしょう。
「ママ……?」
子グマは、母グマを呼びました。しかし、母グマは現れません。
「ママ……!」
子グマは、叫びました。しかし、母グマは戻ってはきませんでした。
そう。
子グマが、“特別な”ブルーベリーを夢中になって食べている間に、母グマはそっと姿を消したのです。
こうして子グマは、母グマから離れ、もう“子グマ”ではない一人前のクマとして今日から生きていかなければならないのでした。
◆
ああ、もうダメだ。すみません。
つらくて、これ以上は無理。
自分で書いて自分で泣いているようじゃ、ボクも、まだまだ甘いな。
もしかしたら、ブルーベリーじゃないかも知れないし、クマじゃないかも知れないけれど、概要は、こんな話だった。
どなたか元ネタ(?)を御存知の方がいらしたら、御一報くださいませ。昨日から頭の中をグルングルン回っていて、気になって気になって仕方ないのです。
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・この記事は夢は大きく!『エッセイスト』に投稿されたちゅろ@おかしらさんのブログ記事です。
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2007/08/22 23:00:26









