リタリンが、必要なヒトはやはりいる。

  • この記事にタグをつけてください
  



昔々。
神様がまだ、もすこし身近にいたころのハナシ。

地上では、麦がいくらでもとれたそうです。
神様が、いくらでも創ってくれたからです。
当時の人たちは、いくらでもごはんが食べられたことでしょう。
うらやましい限りのハナシです。

しかしある日。
あるヒトが、トイレのにおい消しにと、麦をまいたところ…
それを知った神様は怒ってしまいました。
「こんな使い方するなら、もう麦を作ってやらない。人間よ、麦はこれから、お前たち自身の手で苦労して作るがいい!」

それから後、ヒトは日々のご飯を得るために苦労して働くことになった、ということですが…。


これって、どこかで聞いたようなハナシとは思われませんか?


神様は怒って麦を作らなくなりました。
地上のたったひとりのヒトが、たった一度行ったことに怒って、です。
ほかのヒトがそうした、とは、そのハナシにはありませんでした。
神様は怒って麦を作らなくなってしまいました。
地上のたったひとりのヒトが、たった一度行ったことに怒って、です。

どこかで聞いたようなハナシとは思われませんか?

それから後、地上のすべてのヒトは日々のご飯を得るために苦労して働くことになった。
ご飯が食べられず、命を失うひとも出てしまうようになったのもこのあとからだろう。
神様が怒って麦を作らなくなったから。
地上のたったひとりのヒトが、たった一度行ったことに怒って。
ほかのほとんどのヒトはまじめにやっていたのに。
そのひとたちに麦は必要だったのに。


かたよった、狭量な判断から、沢山のヒトが飢える事になったのです。

ご飯は人間に必要です。
薬は、健康を取り戻そうとしている心身にとってのご飯です。
本当に必要なひとには、必要なのです。
それがなければ死んでしまうヒトも、たくさん、出てしまうのです。


もし、アナタが神に自らをなぞらえるなら――
「かつて神もこうして判断したのだから」とみずからを納得させる前に。
多くのヒトが苦しむ現実を見てください。
世界各地を蝕む飢え。
それをなくせたらと思ったことはあるでしょう。
なんで神様はこんな状況にヒトを、地球をしたのだと。
それと同じ苦しみを、自らの手で作り出すような真似はやめて下さい。
薬は、健康を取り戻そうとしている心身にとってのご飯です。
本当に必要なひとには、必要なのです。
それがなければ死んでしまうヒトも、たくさん、出てしまうのです。
あなたは神じゃない。
力強く、しかしすこしおろかで、結果今はヒトから遠く遠ざけられた、その神様とあなたは違う。
すべてを知ることはかなわないけれど、ヒトが苦しむ声を聞くことは出来る。
どうしたらその苦しみをやわらげられるか、発生させずにすむかと考えることもできる。
どうか人間として判断してください。
人間として想ってください。

苦しんでいるひとがいるのです。

リンク

この記事は読み物全般【オリジナル作品】に投稿されたるきあさんのブログ記事です。
http://luchiano.blog91.fc2.com/blog-entry-44.html

執筆者るきあさん

投稿日時2008/01/28 14:09:33


スポンサード リンク

読み物全般【オリジナル作品】に投稿されたその他の記事

リタリンが、必要なヒトはやはりいる。の評価

  • 評価合計(評価回数): 2点(1回)
  • トラックバック数   : 0回
  • この記事への評価分布
    ルポユーザーからの評価ルポユーザーからの評価ルポ外からの評価ルポ外からの評価
    • Excellent!
    • Good
    • So So
    • Not Good

この記事をスクラップする

リタリンが、必要なヒトはやはりいる。へのトラックバック一覧

ブログルポユーザーがトラックバックすると、この記事の評価に2点が加算されます。
ブログルポユーザー以外の方もトラックバックできます。
トラックバックする場合はコチラ↓

  • RSS 1.0


スポンサード リンク