東京ー札幌 遠距離恋愛物語・・出会い#1

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大学は東京の某有名私立(一部には有名?)理科系大学に通っていました。
1年の浪人生活のあと 大学にはいってからは遊んでばかりいましたねえ。

で 夏休みに仲間4人で 北海道へ行こう!! ていう話になって、
車なんか当然もってませんから 電車で周遊券使って
テント背負って、たまに大きめの駅の近くの銭湯で風呂はいったり
札幌の大通り公園のなかのステージ脇に野宿したり・・

いまはどうかわかりませんが当時は似たような貧乏学生が結構いました。

ほぼ北海道を一周したのですが、
北海道の左上に位置する島が4つありまして
そのなかの礼文島にいったときのことです

いつものように海岸で 本日の寝床を決めて
ぶらぶらしていたのですが、
近くに桃岩(だったかな)というところの夕日を
見に行こう・・ということになりました。

しかし一人は船酔い、ひとりは興味なし
で、私ともうひとりが結局いくことになり
歩いて20分くらいでしょうか

海岸近くの小高い丘の上の展望用の広場の
柵に座って 男ふたりでぼーと夕日の沈むのをながめていました

そのときはほかにも数組のグループがいたようですが
まったく気にもとめずにいると
わいわいがやがやと男女のグループの話し声が近づいてきます。

「やかましいなあ・・」とは思いつつも
そのグループの女の子二人が私たちのすわっている隣りに
来て同じく夕日を眺め始めました。

雰囲気として そういうときは
こっちから話しかけて欲しいのかどうかって結構わかるもんです。
自然とどちらからともなく話しかけて
二人の女の子は札幌からの旅行だとか、
先ほどのわいわいやってた男の子達とは知り合ったばかりで
同じグループではなかったことなど、
もちろん自分たちは東京からきた学生で近くの海岸で
野宿していることなど話題にそれなりの盛り上がりでした。

結局 4人で夕日をながめて
さて帰ろうかとなったのですが
話の流れで 女の子二人がわれわれ4人のキャンプ地の
遊びにくるという話になりまして
(今考えると知らない学生男4人のところへよく来たなと感心)

女の子2人を連れてキャンプ地へ連れて行くと
留守番してた2人もごそごそとでてきて
みんなでわいわいたわいも無い話で盛り上がり
最後は女の子2人を4人で近くの親戚のところに宿泊しているという
宿(?)まで夜道の暗いなか 送っていきました。

話をしているときや そぶりを観察していると
相手の女の子がこちらの4人のうちの
誰に興味がありそうなのかは 合コンのときなんかも
そうですが、だいたいわかります。

そのときも何となくわりと積極的に話しかけてくるほうの
女の子が どうも私のことを意識しているのでは?
と漠然とでも感じていました

でもこの旅行の前に大失恋を経験していた私は
自分から積極的にはなれず、
女の子ふたりを送っていった後も
お互いに住所も電話番号も交換せず、
携帯電話なんて無かった時代でしたから
もうこれっきりだな と思ってました。

それにもう今回の旅行はあと2,3日を残して
帰らなければならない状況でしたので
まあ旅のひとつの思い出として
しまいこんでおくつもりでした。

お互い連絡先も知らない状況で 普通は
2度とは会えないでしょう。

ところがぎっちょん、ふたりのここからが
始まりだったのです。

・・・次回 出会い#2へ つづく









 

この記事は読み物全般【オリジナル作品】に投稿された壬生狼さんのブログ記事です。
http://miburo2030.arekao.jp/entry-e9e9c4cde9fb105784b4844fab83f8e4.html

執筆者壬生狼さん

投稿日時2007/06/08 13:09:37


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