・ギフトにまつわるエピソード。

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私の両親は若い頃に大成し、手広く商売をしていたのですが、私が物心付いたころに人の良い両親は悪徳業者に騙されて、友人の保証人になり何千万円という借金を背負うことになってしまったのです。
その借金の型に一瞬にしてこれまで築いた財産の全てを無くしてしまったのです。
その頃から両親の間も険悪になり、両親は二人で朝から晩まで働いているのに生活は苦しくその収入の殆どを返済に充てていました。
私はクリスマスに友達がサンタさんがどんなプレゼント持ってくるかなぁと言っているとき、僕のところに来る訳は無いと解っていたけど、両親に僕にはサンタさん来ないよねと聞いたのでした。すると母は来ると良いねと悲しそうな顔で言いました。
次の日の朝枕元に新聞紙に包んでいろいろな色や模様の混ざったマフラーが置いてあったのでした。私はうれしくて学校で友達に自慢したのでした、友達も皆羨ましがっていました。
でもそのマフラーは父や母の手袋や腹巻や知人に貰った歯切れ等を解いてつなぎ合せて両親が内職の仕事をした後、徹夜で作ってくれた物でした。
目の下にくまが出来ていた両親の顔も私の喜ぶ顔を見て思わず顔がほころんでいました。
30年以上たった今でもそのマフラーは私にとっては宝物です、大切にしまって有ります。
もう何回もほつれを直したり補修を繰り返し最後はぼろぼろでした。
私にとってはこの世で最も私の心を温めてくれた、大切な最高のプレゼントでした。



この記事は懸賞・公募・プレゼントに投稿されたdream_attackさんのブログ記事です。
http://dreamer2007.blog118.fc2.com/blog-entry-39.html

執筆者dream_attackさん

投稿日時2007/12/19 19:08:45


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