これ、なんて料理?
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これ、なんて料理?
以前、高木美保(自称:芸農人)さんが話していた内容に愕然とした。
那須でナチュラルライフを送っている高木さんのお知り合いに、ペンションを営んでいるお婆さんがいる。ペンションというと洒落た印象があるけれど、実のところ中身は民宿そのもの。
食事は、そのお婆さんが畑で収穫した材料で作った、煮っころがしや胡麻和えなど、素朴な家庭料理が中心の和食メニューなのだそう。
そんなに名称とのギャップがあって、経営は大丈夫なのだろうか、来てみて怒るようなお客は居ないのだろうかと不思議に思っていたら、お婆さんの人柄と素朴な料理のファンがついて、意外とちゃんと回っているらしい。
あるとき、そのペンションに、東京からイマドキの風体をした高校生カップルが泊まりに来た。
食事の席でカレシの方が、「これ、すげー旨いね!なんていう料理なの?」と屈託無く尋ねたその料理は、具だくさんの、みそ汁だった。
「みそ汁かー。俺、前にこれ、飲んだことあるよ。旨いよね。
でも、それよかこれ、ずっと旨いから別のものかと思った!」
彼が前に飲んだことがあるというみそ汁は、コンビニエンスストアで買ったカップみそ汁。
カップヌードルのように、お店でお湯をもらって、店の外で飲んだのだそうだ。
家庭の食卓には一度もあがったことがない、と。
話では、彼の家庭は両親が健在でごく一般的なお宅のようだが、孤食(個食)が常だという。
彼の日常を思うと、なんだか胸が締め付けられる。
でも、彼らは、お婆さんと出会えて良かった。
お婆さんが「またおいで。」と言うと、高校生カップルは「うん!また来る!」と笑顔で応えたそうだ。
あなたは、何を感じますか?

Last updated
2007年07月24日 14時47分22秒
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