[SL的考察]身体自認とアバター

  • この記事にタグをつけてください
  

ゲーム内におけるアバターは、プレイヤーの分身である。現実の身体がどうあれ、プレイヤーが「自分をどのように見せたいか」が反映される。かなりたくさんのパーツがあり、スキンがあり、それでも足りなきゃ自分で努力して作り上げることもできるわけで、大半の人はまあ満足できるものをつくれると思う。性別の変更も簡単だし、なんならドラゴンにだって猫にだって狼にだってなれる。翼がほしかったらつけたらいいのだし、天使の輪っかだってつけられる。ありえないほどごっごつのマッチョやありえないほどスタイル抜群な美女になりたかったら勝手になればよろしい。そんな強化女性になりたいという気持ち、私には全く理解できんけど、難しくないからどうぞ好きにしてくれ。

ところで、世には身体完全同一性障害に悩む人がいるらしい。簡単にいうと「私には足がないはずなのにある!」というのに悩む人である。そんな人いるか!と思った人は下記リンク先を読むように、ほんとかどうかは知らないけど、こういうひといるかもなあと私は、感覚的に納得した。

四肢切断を熱望する人々 - 身体完全同一性障害とは
http://x51.org/x/05/03/2551.php
↑グロテスク・18禁画像あり、クリック注意

私は現時点私に手に入れることのできたアバターでは満足できない。あるいは満足にいたるのが難しい。ということがセカンドライフやってたらわかった。現実の私は現実の自分の身体に、まあまあ満足している。歯が悪いのとアレルギーさえなんとかなりゃもっといいけど贅沢は言わない。私の身体自認は実を言うと私の身体と一致していないが、一致させるといろいろと面倒がありそうだし現実では不可能なので無理矢理一致させようとは思わない。私の身体自認にもっとも近い身体を持つのは『マージナル』のキラだったりする。キラは少年型の両性具有で妊娠可能で性対象は男性だ(私がそうというわけではない)。

さらにめんどーなことを言うと、私は左手なしの左目瞳孔ひらきっぱなしにしたいのだった(手のかわりに足でもよいが、左右逆ではいけない、なんでかしらんが。ちなみに切断位置は肘より少し上)。ゲームの世界では手がなくても目がなくても不自由はしないので、日頃抑えている倒錯がだだもれにでてきたのであろう(w SLにおけるアバターを片手片目にする方法はある。ただまだどうやっていいのかはわからない。がんばらねばならない。なんでそんなもんがんばるかって、つまり、おおげさに言や「かくあるべき自分」を製作するため、なのさぁ。

セカンドライフの中には強化男性と強化女性がたくさんいる。つまんなくなるほどたくさんいる。しかし昨日、Free dove(フリーアイテムがたくさんあるお店)をぶらぶらしていてたら、小さい女の子のアバターを見かけた。つるぺたで身長が低くておさげにリボンで短いフレアスカートを穿き、片手にアイスクリームを持っていた。彼女はもちろん子どもではないだろう。彼女の名前には「VIP」という称号がついていた。彼女のような人がいるんだなあと思って私はなんとなく嬉しかった。

***

画像

この記事はインターネット全般に投稿されたささほさんのブログ記事です。
http://lyriclilyth.at.webry.info/200704/article_1.html

執筆者ささほさん

投稿日時2007/05/12 23:20:56


スポンサード リンク

インターネット全般に投稿されたその他の記事

[SL的考察]身体自認とアバターの評価

  • 評価合計(評価回数): 0点(0回)
  • トラックバック数   : 0回
  • この記事への評価分布
    ルポユーザーからの評価ルポユーザーからの評価ルポ外からの評価ルポ外からの評価
    • Excellent!
    • Good
    • So So
    • Not Good

この記事をスクラップする

[SL的考察]身体自認とアバターへのトラックバック一覧

ブログルポユーザーがトラックバックすると、この記事の評価に2点が加算されます。
ブログルポユーザー以外の方もトラックバックできます。
トラックバックする場合はコチラ↓

  • RSS 1.0


スポンサード リンク