もう一つの問題・・・ANA VS JAL(+JAS連合)

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※この論文は私の主観による物です。ネットから拾ってきた両社の評判を元にしたものです。また、JALボイコットに加担する記事ではございません
し、両社を攻撃するつもりはございませんので参考程度にお読みください。


クラビ線コードシェア闘争が始まって1ヶ月以上、現在は何とか落ち着きつつあるのですが・・・。ただ2002年、クラビ線問題以前からJALとタイ国際航空のコードシェア反対を提起してきたもう一つの理由がこれでした。2002年から現在までのJAL・JAS連合とANAとの違いを挙げてみます。

1.JAL・JAS統合によりANAの国内線シェアが危ぶまれる。
同時にスターアライアンスキャリアとしてのANAの立場が危ぶまれる。

2002年10月のJALとJASの統合の時はANAの国内線No.1が危ぶまれました。今までANAは長いこと国内線シェアトップを誇っていました。
しかしながら、合併しても単に規模が大きくなっただけで内部の意識は別々のまま、また慢心して、あわててコスト意識を持っても安全面など一番大事なものを軽視してしまいました。一番いい例は2004年1月に発生したMD-81型機の連続トラブルでした。
その他にもJALグループは労働組合が多くて上部方針が実行できません。いわゆる「御用組合」はJALFIO(JAL労働組合。先日客室乗務員のネガティブな個人情報を所有していたことで問題になりました)で、その他にも乗員組合、キャビンクルーユニオンなどいくつもの組合が存在することです。

その一方でANAは相当危機感があったと思われます。JALは今更ワンワールドというアライアンスに加盟しましたが、1999年にスターアライアンス加盟したANAは国際標準の経営ノウハウを身につけたと思います。2002年時点でJALは「アライアンスに入る予定はない」などと答え、未だにタイ国際航空やニュージーランド航空とコードシェアをしていました。これによってANAがスターアライアンスキャリアの立場が危ぶまれることを危惧していたのです。その他にもイレギュラー時(悪天候時)の対応がANAのほうがいいという声を多く聞きます。

2.ANAはマーケティングが上手である。
2002年に「50人に1人はただキャンペーン」をやったいたことを覚えていますでしょうか?また2002年秋から2003年春まで毎月1日は「1日1万円で乗り放題」という航空券も発売していました。そういったマーケティング手法などでマスコミにとりあげられPR、イメージ向上に大きく寄与したといわれています。しかもよく見ると50人に1人ということは100人で
2人、つまり約2パーセントの販促費で多大な効果を上げた好例だといわれています。

また、マイレージカードに電子マネー「Edy」を搭載したのもANAだけです。Edyを街中で使ってマイルが貯まる、また貯まったマイルでEdyに交換できる、この手法でANAマイレージクラブの会員を1530万人まで(2007年1月末現在)増やしていったとも言われています。

3.テレビドラマ「Good Luck」によるイメージ向上。
2003年1月〜3月までANAを舞台としたTBSドラマ、「Good Luck」、ご存知の方はご存知ですね。木村拓也演じる副操縦士と柴咲コウ(「旅割」、「旅達」のCMに出演中)演じる航空整備士他、航空関係者との人間関係を描いたドラマで、平均視聴率30.6%、最高視聴率37.6%を記録しました。このドラマのおかげで女性も航空整備士志願者が増え、また羽田空港にあるANAの整備ハンガー見学を定期的に行うようになりました。

一方JALはどうでしょう。もう70年代や80年代の話になりますがTBS系列で「アテンションプリーズ」や「スチュワーデス物語」が放送されヒットしました。しかし昨年放送された上戸彩主演のリメイク版「アテンションプリーズ」の視聴率は最も高くて19.2%、平均視聴率は16.4%と「Good Luck」と比較して明らかに差が出ています。しかも「アテンションプリーズ」に主役の友人役で出演した相武紗季がJALのCMに出演するようになり(それも客室乗務員の制服姿で!)JALの大株主として知られていた糸山英太郎氏のホームページでは「サラ金みたいな品の無いTVCMはすぐに止めて、配当の原資としてくれ。」といわれる始末。どうしようもないですね。



4.結論:国内線限定ではまだANAのほうが上回っている。
私が問題視していた「国内線シェア」ですが、2006年度実績を比較するとANAグループが国内線45,510,644人なのに対し、JALグループが国内線43,984,840人。国際線や合計ではJALが多いのはまだしも、国内線でANAが多いのはやはりまだまだ国内線はANAが優勢ではないでしょうか。

2007/3/13、高知空港でANAのDHC-8-Q400型機が胴体着陸したことは記憶に新しいと思います。最初「ANAのイメージがた落ち」と思っていましたが、乗客、乗員ともに無事だったこと、客室乗務員が乗客をうまく落ち着かせたこと、そして機長が冷静に判断したことが逆にイメージ向上につながりました。普段から訓練していたからですが、それにしてもANAはイレギュラー時の対応がうまい事を実感させられました。しかし、悪いのはANAよりもトラブルの多いQ400を放置してきた製造元のボンバルディア社なんですが。操縦士らの技術が証明されたことや、事故直後すぐに会見を開いたという対処の早さも評価できます。

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この記事は経済コラム全般【コラム】に投稿された☆組原理主義SAKAEさんのブログ記事です。
http://staralliance.seesaa.net/article/41291570.html

執筆者☆組原理主義SAKAEさん

投稿日時2007/05/11 19:55:53


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