京都 1日目
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京都 1日目
はじめに一言。かなりグルグル廻ったので、長いです。
9日(金)、ちゃっかり仕事をお休みさせてもらって、京都へ。
まだ暗い中をゴソゴソ起き出し、新横浜発6時35分の「のぞみ3号」に乗車。こういう時には寝坊したりしないから、不思議なものです。
京都から山陽線で向日町駅へ、さらにバスに乗って小塩まで。まだ一度も行ったことのない、大原野を歩いてみようと。バスの終点は、以前JR東海のCMに登場して有名になった「善峯寺」。バスには、「これからハイキングします!」という装備のオバサマ方が数名乗っていましたが、みな終点まで行くようで、小塩で降りたのは私だけ。
それにしても、「そんな格好しないと歩けないようなところなのですか@大原野とゆーのは?」
小塩のバス停前にある十輪寺へ。通称“なりひら寺”。在原業平が晩年を過ごしたところです。バスを降りたのが私一人なわけですから、拝観する人も私のほかには誰もなく静か。し〜ん・・・。
小さなお庭がありまして、「横になって腕枕をして眺めると景色が違って見える」と説明があったので、誰もいませんし、遠慮することなくどーんと寝そべって見てみました。
が、よくわからん(笑)奥のほうが手前より高く作られているので、遠近法によってうんちゃらかんちゃら、とのことのようなのですが、???
お寺で寝そべったのは初めてのこと。少し心地悪いというか、なんというか、落ち着きませんでした、はい。お庭は座ってぼんやり眺めるのが一番です。
十輪寺からダラダラと坂道を30分ほど上って善峯寺へ。最後はけっこうきつい坂で、息があがってしまいました。
善峯寺は西国33所観音霊場の札所なので、白衣姿の団体の巡礼さんがいたりして、賑わっておりました。どうしてもその姿に親近感をおぼえてしまうワタクシ。一緒になって般若心経を唱えちゃったりして。桂昌院さまが再興したという立派なお寺で、お手植えの「遊龍松」という松が一番の見所なのかしら。枝の長さが40メートルもあります。
巡礼さんたちはほとんど、松を見たら次のお寺へと移動していってしまいます。一人お気楽な私は境内をくまなくグルグル。山の斜面に建っているお寺なので、境内も坂やら階段やらを上らなければならないのですが。今更ながら「玉の輿にのれますように」と桂昌院さまの廟所にじっくり手を合わせてみたりして。ご利益あるといいのだけれど(笑)
善峯寺の北門を出ると、三鈷寺という小さなお寺に入ることができます。絶景が眺められるというので行ってみました。善峯寺は人が多かったのに、こちらはまた私だけ。地続きなのになー。拝観を申し出ると、堂内に案内してくださり、お寺の謂れや、本堂から見える眺望について詳しく説明してくださいました。おまけにお茶のお接待まで♪ 私一人のために申し訳ないと思いつつも、絶景を見ながらのんびりさせていただきました。
やや曇っていたためスッキリは見えなかったのは残念ですが、正面が比叡山及び東山、左手に北山から西山と京都が盆地であることがよーくわかりました。
お寺の方に勝持寺に行きたいのだけれどと訊ねると、「本堂前の階段を降りて下の道を行きなさい。1時間ほどで行ける」と仰る。上からは?と聞いてみたら、「金蔵寺さんに行きたいなら別だけど、上って下って倍はかかるでしょう」と。あは〜。悩むところ。でも、もう二度と来ないかもしれないし・・・と思い、敢えて(笑)大変なほうの道を行くことに。確かにガイドブックに「険しい山道」とあるけれど、それほどでもあるまいて。
が、この判断甘かったです。そして、バスの中で見かけたオバサマ方の装備、身をもって納得しましたですよ。途中までは舗装された坂道をひたすら上っていたのですが、「逢坂峠」という峠の先、いきなり山道、しかも急な下りになりまして、もう大変。杖が欲しいよ〜。あたりの枝から「南無大師遍照金剛」なんてプレートがぶら下がっていたら、まさに四国の遍路道というような道でした。一応「東海自然歩道」てなことになっているようですが、侮れませぬ。
ひーひー言いながら1時間ほど歩いて金蔵寺に出たら、先客が。同じく女性一人で、私を見るといきなり「良かった〜。ここまで誰にも会わなくて不安だったんですぅ」と、ホントに心から安堵したような声をあげられてしまいました。その割に、私が御朱印をいただくのに手間取っている間に先に行ってしまったようで、いなくなってしまいましたけど。タクシー呼んだのかな? 「ここからどうします?」と聞かれて、「まだ、歩きます!」ときっぱり答えた私に、ちょっと落胆していたようでしたし(笑)
金蔵寺は、まさに山の中の古寺。「御用の方は押してください」とインタフォンがあったので押してみても壊れているのか、誰も出てきてくれません。出てきてくれないのなら、自ら行くしかありません。「ごめんくださ〜い」と叫びつつ裏の住居をたずね、いただいてまいりました。ここまで歩いてきて、御朱印を外すわけにはいきませんからね!!
金蔵寺からもしばらく山道が続き、舗装道路に出た時には心底ほっとしました。と、このあたりの状況もお遍路そっくり。
ようやく人通りもある住宅街に出たなぁと思ったところ、大原野神社に到着。ただ今、本殿修復中ですっぽりと覆いがかぶさってしまっていて拝むのもシートの隙間からといったような有様。残念でした。
神社から10分ほど行くと勝持寺山門。だらだら坂を上った先にお寺の入り口があります。が、先にお隣の宝菩提院願徳寺に。こちらには、昨年、東京国立博物館でお目にかかった国宝の菩薩(お寺では如意輪観音さん)がいらっしゃるのです(詳しくはこちらをどうぞ)。やさしいお顔をもう一度見てみたいなと。
拝観を申し出ますと、本堂を開けてくださり一緒に中へ。中央に如意輪観音さんが祀られているのですが、お厨子の中が薄暗くてよく見えません。こちらでもお寺の謂れや、他に祀られている仏像について詳しい説明をしてくださいます。なので、お寺に行く時には必ず持ち歩いているオペラグラス(といっても昔はとバスツアーでもらったオモチャみたいなものですが)を取り出して見ることも憚られ、ジリジリしていましたら、いきなり「それでは灯りを消します」と。ええぇ、真っ暗なんですけど!?
とびっくりしたのも束の間、如意輪観音さんのお厨子の中に灯り(フツウの蛍光灯だと思うのですが・・・)がともりまして、もっとびっくりいたしました。スポットライト状態です。よーく見えます。写真では凛々しく見えるかもしれませんが、あの状況下、ご住職が話される声と相俟って、ことのほか柔和なお顔に見えました。その場の雰囲気に流されやすい性格なので、ご住職に「それでは1分間、目を閉じて手を合わせて願いを込めてお祈りください」なんて言われて、そりゃもう素直に一心不乱にお祈り。如意輪観音さん独り占めです。贅沢な時間を過ごさせていただきました。
お隣の勝持寺は、西行ゆかりのお寺で桜が有名。春はものすごい人出なのでしょうけれど、今はひっそりと静まり返っておりました。
そして、この日最後のお寺は正法寺。こちらのお庭は「鳥獣の庭」ということで、石がいろいろな動物に見えるそうなのですが、想像力が欠乏しているのか、私にはよくわからず(^_^;) いい加減疲れてもいましたし。
バス停に行ってみると、バスがない。私、間違えてました。ちゃんと調べてあったのに、それは土曜日のだったのです_| ̄|○ 仕方ないので2つ先まで歩いて行くことに。そこまで行けば、ほかの路線バスがやって来るはず。トボトボ・・・。
やって来たバスに乗って向日町駅→山陽線で京都駅。宿のタワーホテルにチェックインして荷物を置き、京都国立博物館へ。元々「狩野永徳展」が見たくて、今回京都にやって来たのでした。目的見失いそうでしたけど。
入館まで20分待ち。これぐらいは大したことありません(と言えるのは、次の日の正倉院展がもっとものすごいことになっていたからですね)。「洛中洛外図屏風」の前は人だかりでほとんど見えず(これは以前見たことがあるので、それほどこだわりはありません)、でも、新発見の「洛外名所遊楽図屏風」はそれなりにしっかり見ることができました。ほかも思いのほかちゃんと見ることができたので、満足です。
重たい図録を抱えてホテルに戻り、京都タワーにのぼってみました。宿泊者は無料でのぼれます。
展望室にいるのはほとんどカップル。一人で夜景なんか見るもんじゃありませんなー。
京都駅伊勢丹で夕食。昼はひたすら歩き回っていてカロリーメイト2本だったのでしたよ。伊勢丹のレストラン街もカップルとファミリーばかりで行列しています。一人ですぐに入れそうなところならどこでもOKと探してみましたら、ちょうどよさげなお店を発見。
京のおばんざい 京百菜
おばんざいセットにビール+だしまきなどを注文し、昼の分までがっつりいただきました。
ホテルに戻り、これ以上何かする気力もなく、おやすみなさ〜い。
・この記事は観光スポット【関西】に投稿されたnohohonmariさんのブログ記事です。
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2007/12/16 01:03:12









