不都合な真実
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不都合な真実
先日、「優れたコミュニケータとは」というタイトルで、
環境ジャーナリスト・枝廣淳子さんの講演を話題にました。
その講演は、2007年横浜市環境月間メインイベント、
映画『不都合な真実』の上映会にあたり、前説的な役割を
持つものでした。
枝廣さんは、アル・ゴア氏の著書「不都合な真実」の翻訳者
でもあります。
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原題 AN INCONVENIENT TRUTH
製作年度 2006年
上映時間 96分
監督 デイヴィス・グッゲンハイム
出演 アル・ゴア
米国元副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題を訴えた、
本年度アカデミー賞「最優秀ドキュメンタリー賞」受賞作。
地球は、確実に暖かくなっていて、とくにここ50年の世界の平均気温は最速で上昇している。
そう何百年も生きているわけではないけれど、暖かくなっていることは、実際に肌で感じる。温暖化の原因となる一要因に二酸化炭素があり、その濃度は過去65万年で最も高くなっているのだそうだ。二酸化炭素を大量に生んでいるのは、地球の住人、私たち人間の営み・・・・。緑を減らし、石油や石炭などの燃焼系エネルギーを使い続けるライフスタイルが、大量の二酸化炭素を排出する。
映画『不都合な真実』は、ゴア氏による環境問題ついての活動を追ったもので、彼はこれまでに1000ヶ所以上を回って講演を繰り返してきた。環境問題という、どちらかというと面白くなさそうな内容が、ゴア氏にかかると、まるでショーを見ているように面白くなる。数々のデータはスライドで分かり易く示され、魅力的に展開される。世界一受けたい授業の大人スペシャル版。これが本場のプレゼンか、とも思う。
温暖化は立証されていない、という意見の存在も無視できない。
そこで、ゴア氏は「怖いのは、無知ではありません。思い込みなのです。」と言うのだ。地球の現状を知りましょう、知って、自分のできることを探しましょう、と続く。彼の言葉が空回りせず人の心を掴むのは、技巧だけではないと感じる。
知って、考えて、動く。「行動する人」の説得力には、敵わない。
エンディングまでもがユーモアに溢れていて、とても面白い。環境映画で観客がプッと吹き出す、そのくらい肩の凝らない、そして大切なことを提示されるドキュメンタリー。
ひとにぎりの人に、たくさんの課題を与えて頑張らせるよりも、多くの人がちょっとずつ工夫してみましょうよ。100年後の人たちが生きる地球の温度を決めるのは、100年後の人たちではありません。100年後の人たちは、あなたやあなたが愛する人たちの、子供、孫、曾孫たち。その人たちが生きる環境をどうするのかは、今の私たちの行動にかかっています。
今日のように暑い日は特に、いろいろなことを感じるチャンス。熱波、巨大な台風、局地的な大雨など、近年に見られる環境や気象の暴走振り思い、噛みしめる・・・。

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Last updated
2007年12月20日 20時58分08秒
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2007/12/20 20:58:09









