鑑賞記:バベル

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映画「バベル」を鑑賞。

バベルってぐらいなもんだから、そりゃディスコミュニケーションを描く映画だろうなとは思っていたけど、これまた見事に意思伝達不通を次から次に描いている。しかし「バベル」だけど、言葉によるディスコミュニケーションでは、ない。日本語、英語、スペイン語、アラビア語、手話などなど、いっぱいの言語が飛び交うけれど、そういう局面でのディスコミュニケーションでは、ない。

聴覚障害者の高校生(菊池凛子)とその父親(役所広司)はリバーサイドの高層マンションに住む。母親はいないようだ(なぜいないかは物語後半で明かされる)。おそらく父親は、聴覚障害者の娘のために、せめて眺望だけでも最高のものを与えようと、ここに居を構えたのだ。娘が欲しいのはそんなものじゃなく、「普通に人に愛されたい」ということだけなのに。こんなふうなディスコミュニケーションがあれやこれや描かれる。

リリーさんの『東京タワー』が好例だと思いますが、多くの人の目に触れれば、それだけやはり毀誉褒貶の機会も増すわけで、「多くの人がいいと言ってるから、何か難癖つけてやれ」的な人も出てくるので、売れたものの定性的な評価はあまりあてにできず、自分を信じるしかないのです。

と前置きして書きますが、僕は、この映画、とてもよかったです。

映画の前にあったこととあわせ、コミュニケーションとかそんなことを考えたので、それは後ほど。
 

この記事はドラマ【海外映画】に投稿されたhontakaさんのブログ記事です。
http://blogs.dion.ne.jp/hontaka/archives/5572856.html

執筆者hontakaさん

投稿日時2007/05/11 11:38:07


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