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たとえば、ふたり桜の木の下で。 おきにいりの公園。 ベンチなんてないから、そこらへんの草の上にテキトーに並んで座って。はらはら風に舞い散る桜を眺めながら、昨日のこと、今日のこと、明日のこと、とりとめない話に花を咲かせているうちに、気がついたら日は暮れていて、あたりは薄墨色の淡い闇。 「あ……もうこんな時間なんだ」 「このまま夜桜見物に突入しましょーか」...続きを読む
ちゅろ@おかしらさん
2008/04/01 00:47:50
むかしむかし、その昔。遠い空の下、深い深い海の底、蒼い蒼い蒼い世界に、1匹の魚がいた。 これから、その特別な魚の話を、しよう。 ◆ その魚には名前が無かった。他の魚と同じ“ただの”魚だったから、名前なんて必要なかったのだ。 その魚には仲間も無かった。他の魚と同じ“ただの”魚ではいたくなかったから、仲間なんて必要なかったのだ。...続きを読む
2007/12/17 01:38:45